体調管理やスマホの通知、運動の計測など便利なスマートウォッチ。
少しお値段はしますが、一日の相棒として持って来いなウェアラブルデバイスです。

ガジェット好きな僕も、睡眠の記録や通知確認、ランニングのペースチェックとして2年半ほど愛用していました。
しかし、ここ2か月ほどはつけることがなくなり、「もう必要ないかもな」とまで思うようになりました。
なぜあんなに便利なスマートウォッチを手放したのか。
今回はそれについてまとめてみようと思います。
自分の感覚が正解だから
主な理由の1つ目として、感覚以上のものは存在しないということが挙げられます。
- 睡眠の質(レム・ノンレム)
- ランニング時の心拍数
- ストレスレベル
- 座っていた時間
確かに使えそうな情報を教えてくれて便利そうです。
ですが、よく考えてみると「目に見えない情報」とは、もともと自分の感覚でなんとなくわかっていることでもあります。
眠れたかどうか、走っていて苦しいかどうか、今日は疲れているかどうか─。
こういう感覚こそが数値よりもずっと正確で、自分にとっての指標なのです。
実際、ランニングで軽く走ったはずなのに心拍数が高かったり、寝れてないと思ったら睡眠の質が良好になっていたり…
室温関係なく暑いと思ったらエアコンをつけるのと同じで、感じた感覚が全てです。
結局はスマートウォッチのデータはあくまで参考にすぎず、最終的には自分の体の声を聞くことが一番の正解だと感じました。
デジタルに縛られる
主な理由の2つ目は、デジタルに縛られすぎてしまうことです。
スマホの通知を連携させると便利ですが、常に通知が手元に届きます。
LINEやメール、SNS、ショッピングアプリのセール開催通知…。
本来なら後でまとめて見ればいいものまで、手首が震えるたびに気になってしまうものです。
これによって「見なくてもいい通知までチェックしてしまう」「些細なことさえ気になってしまう」といった、デジタルに振り回される生活になりがちです。
経験談ですが、
会社につけて行っていた際に通知が来るたびに「誰からだろう」「重要な内容かも」と気になって、逐一見ていました。
今思えば、その時にはもう集中できていなかったです。
もちろん通知をオフにすることもできますが、それではスマートウォッチの便利さが半減してしまいます。
生活を快適にするはずのデバイスが、逆に休まる時間を奪ってしまうのは皮肉なことだと感じます。
スマホを手元に持っていればよい
これはスマートウォッチの存在意義を問うことになりますが、そもそも手元にあることの多いスマホがあれば十分なのでは?という点です。
多くの人にとってスマホは常にポケットや机の上にあります。
すなわち「手を伸ばせばすぐ確認できる」状態です。
スマートウォッチはあくまでスマホと連携して便利になるものですが、通知もメッセージも最終的にはスマホに届きます。
そう考えると「最初からスマホを見ればいいのでは?」という気持ちになってしまいました。
もちろん、ランニングのペースや心拍数の測定など、スマートウォッチでしか得られない情報もあります。
ただ日常生活においては、スマホがあれば事足りる場面が圧倒的に多いと感じています。
良かった点もちゃんとある
もちろんスマートウォッチの便利で良い点もあります。
特にスマホを使わず、あるいはスマホにはない機能を簡単にすぐ操作できるというのは非常に便利でした。
- タイマーをすぐセットしたい
- 次の音楽を聴きたい
- これからの天気予報を見たい
- スマホがどこにいったか探したい
などなど。
これらが手首にあってすぐ操作できるというのは、ありがたい存在でした。
- 最近寝れてないから睡眠の質を調べたい
- ランニングでいいタイムを出すためにペースを知りたい
- 朝起きる時にアラーム音ではなく振動で静かに起こしてほしい
などのスマートウォッチならではの機能では、唯一無二の良さだと思います。
ちなみに僕が使っていたスマートウォッチは、GoogleのPixel Watchです。
まとめ
実際にしばらく使ってみた結果、「僕には合わなかったな」と思いました。
一番の理由は、感覚以上に正確なものはないと気付いたことです。
眠れたかどうか、走っていて苦しいかどうか、今日は疲れているかどうか─。
自分の体の感覚こそが1番の指標だと感じました。
加えて、通知が常に届くことで落ち着かなくなり、逆にストレスが増えたのも実際の大きな理由です。
LINEやSNSの内容が気になって、仕事中もつい腕時計ばかり見てしまうことがありました。
ストレスとまではいかなくても、実際に効率がむしろ悪くなったことがあったのも確かです。
最後に
今回の記事は以上となります。
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では、次回の記事でお会いしましょう。



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